2013-12-03 19:17 | カテゴリ:さくらんぼ
丁度、1年前の栽培レポートの続報です。

題材は5年生「黒砂糖錦」を2本用いています。
仮に2本は無処置のA樹と植物成長調整剤バウンティーを散布したB樹です。

B樹の矮性効果は、
「特報! 桜桃樹の矮化処理効果の検証:S.F.Takaさんの桜桃栽培63」
をご参照下さい。

2年目の昨日現在の黒砂糖錦の様子を画像で送って頂きました。
今年、6月の結実の様子もありますので
矮性効果プラス結実性が比較出来ます。

それでは、まずA、B樹の6月の結実をご確認下さい。

無処置A樹
1IMG_114a.jpg

この2本は同じ畑で近接して植え付けてあり、
授粉環境も同一と言えます。

バウンティ処理B樹
1IMG_114b.jpg

S.F.Takaさんのコメントを青字で示しています。

収穫期の画像では、どちらもいい感じではありますが、
B樹の方が実付が高い密度であるのがお分かりになると思います。


果実品質については、
さすがにA樹の方が若干大きいように思いましたが、
ほとんど差はありません。収穫量はA樹1Kg位、

B樹3Kg以上ですので、
こんな同じ5年生で収穫量がこれだけ違っていても、
品質にほとんど差がないのは興味深いところです。

授粉環境には差は無いとしていいと思います。


昨日現在の樹の全体像です。

A樹
1IMG_178a.jpg

 

B樹
1IMG_1793b.jpg

現在の落葉した状態ですが、
画像でもわかるようにB樹の方は1年枝が短いです。
発生本数はどちらにも差はないようです。

長さの計測や、本数を数えたりはしておりませんが、
明らかにわかります。



A樹の1年枝
1IMG_179aa.jpg



B樹の1年枝
1IMG_1795b.jpg



A樹の樹冠部
1IMG_1792a.jpg



B樹の樹冠部
1IMG_1796b.jpg

山形園芸試験場の研究論文にもありますように、
バウンティーには上部は抑制して下部(根)は促進的に働く、
ということなので私の結果からも
そのようなことが起こっているのではないかと思います。




A樹の花芽
1IMG_179a.jpg



B樹の花芽
1IMG_1797b.jpg

上記園芸試験場の論文とおなじで、
散布後2年までは効果がある、ということですね。

花芽の状態では、差があるようには思えませんでした。


趣味栽培では、
若木のうちから結実を期待してしまいます。
そんな要求を満たしてくれそうなツール薬剤ではないでしょうか。

*画像・情報のご提供はS.F.Takaさんです。

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