2015-10-13 16:39 |
カテゴリ:桜桃台木
今春のチェリーポット作成過程の反省点として、
台木準備が遅かったことが悔やまれました。
その経験を基に、早目の準備を始めました。
まだ落葉していませんがポット上げ後の根動きを期待して、
早い施行となりました。
下の畑1には今春、直挿ししていた「青葉台」が17本根着いていました。

青葉台の発根率は100%近くて、即席の台木作りには重宝します。
直挿しでも問題なしです。
挿し木苗を切り詰めて堀上しました。
自宅に持ち帰り2,3時間水揚げです。

6号ポリポットに鉢上げしますが、
根鉢は良好でした。

17本全てポット上げ完了です。

下の畑2にも直挿し青葉台苗がありますので、
近々ポット上げ第2弾を実施の予定です。
こちらは今春、挿し床に挿し木した青葉台苗を
梅雨時にポット上げしていた苗の様子です。

肥培管理してきましたが、
来年の1,2月頃の台木として十分な太さを確保できたと思います。
上の畑内の多品種接ぎ梨で
中国梨の「ツーリー」が落下していましたので
樹上の実も全部収穫しました。

この梨も追熟が必須な品種でして、
まだ本当の味を経験していません。
玉サイズは十分なんですが・・。
::
台木準備が遅かったことが悔やまれました。
その経験を基に、早目の準備を始めました。
まだ落葉していませんがポット上げ後の根動きを期待して、
早い施行となりました。
下の畑1には今春、直挿ししていた「青葉台」が17本根着いていました。

青葉台の発根率は100%近くて、即席の台木作りには重宝します。
直挿しでも問題なしです。
挿し木苗を切り詰めて堀上しました。
自宅に持ち帰り2,3時間水揚げです。

6号ポリポットに鉢上げしますが、
根鉢は良好でした。

17本全てポット上げ完了です。

下の畑2にも直挿し青葉台苗がありますので、
近々ポット上げ第2弾を実施の予定です。
こちらは今春、挿し床に挿し木した青葉台苗を
梅雨時にポット上げしていた苗の様子です。

肥培管理してきましたが、
来年の1,2月頃の台木として十分な太さを確保できたと思います。
上の畑内の多品種接ぎ梨で
中国梨の「ツーリー」が落下していましたので
樹上の実も全部収穫しました。

この梨も追熟が必須な品種でして、
まだ本当の味を経験していません。
玉サイズは十分なんですが・・。
::
スポンサーサイト
2014-06-20 16:02 |
カテゴリ:桜桃台木
残念な結果に終わったワールドカップのギリシャ戦後、
予定していた桜桃台挿し木苗の移植に出掛けました。
先日、耕耘していた下の畑2の圃場に植え付けました。
ポリポットやプランターをそのまま畑まで運び、
直前に根鉢を崩しました。
運んだ台木は、ダーレン台・コルト台・コルトX台です。

プランター2個、10号ポット3鉢。
プランターから出したダーレン台挿し木苗。
予想以上に根が伸びていました。

昨年の直挿しに比べて大幅に発根率が高まった感じです。
植え付け前の根鉢の様子です。
この位の根鉢があれば移植後も大丈夫でしょう。

ダーレン台は47本植え付けました。
灌水していますが、明日の降雨を期待しての移植です。

ダーレンとコルトを1つのプランターに挿し木した状態でした。
出してみますと、根鉢に差は見られませんでした。

ポットに挿し木してあったコルト台挿し木苗の根鉢の様子です。

コルト台は26本を植え付けました。
挿し木成功率はコルトとほぼ同じ感じの「コルトX」台です。

コルトX台は24本植え付けました。
青葉台の挿し木は敢えてやっていませんでしたが、
今春の居接ぎ操作時に切り取った枝を直挿ししていました。
活着して成長しています。

これらも台木として利用できます。
同じく、コルトの直挿しも成長しています。

今回移植しませんでしたが、
暖地桜桃台はポリポットに挿し木苗が活着しています。
それとは別に、今春居接ぎ時に直挿し穂木も成長しています。
今回の台木移植は、来春の居接ぎ・養成が継続できるように、
挿し木苗の間隔を広めに植え付けています。
これで、居接ぎ操作もやりやすいかも知れません。
::
予定していた桜桃台挿し木苗の移植に出掛けました。
先日、耕耘していた下の畑2の圃場に植え付けました。
ポリポットやプランターをそのまま畑まで運び、
直前に根鉢を崩しました。
運んだ台木は、ダーレン台・コルト台・コルトX台です。

プランター2個、10号ポット3鉢。
プランターから出したダーレン台挿し木苗。
予想以上に根が伸びていました。

昨年の直挿しに比べて大幅に発根率が高まった感じです。
植え付け前の根鉢の様子です。
この位の根鉢があれば移植後も大丈夫でしょう。

ダーレン台は47本植え付けました。
灌水していますが、明日の降雨を期待しての移植です。

ダーレンとコルトを1つのプランターに挿し木した状態でした。
出してみますと、根鉢に差は見られませんでした。

ポットに挿し木してあったコルト台挿し木苗の根鉢の様子です。

コルト台は26本を植え付けました。

挿し木成功率はコルトとほぼ同じ感じの「コルトX」台です。

コルトX台は24本植え付けました。

青葉台の挿し木は敢えてやっていませんでしたが、
今春の居接ぎ操作時に切り取った枝を直挿ししていました。
活着して成長しています。

これらも台木として利用できます。
同じく、コルトの直挿しも成長しています。

今回移植しませんでしたが、
暖地桜桃台はポリポットに挿し木苗が活着しています。
それとは別に、今春居接ぎ時に直挿し穂木も成長しています。

今回の台木移植は、来春の居接ぎ・養成が継続できるように、
挿し木苗の間隔を広めに植え付けています。
これで、居接ぎ操作もやりやすいかも知れません。
::
2014-06-17 17:07 |
カテゴリ:桜桃台木
今春挿し木した桜桃台木の各品種も
生き残った挿し穂は2次成長が始まった挿し穂もあります。
来春の接ぎ木時期に備えるには、
この時期に露地に移植したいところです。
しかし、挿し木の養成圃場がありません。
下の畑2で何とか工面して1.5m幅、15m長の圃場を確保しました。
有機石灰を散布して耕耘しておきました。
今週の金曜日頃に移植し、土・日の雨天で落ち着かせたいところです。
たまたま、今日はモモやスモモの台木となる「富士野生桃」台の
挿し木苗を移植しましたので、その序でに耕耘してきました。
この台木も、挿し木の発根率が良くありませんでした。
かろうじて3本が残りましたので、1,2年挿し穂確保用の苗として
養成していくつもりです。
1本でも生き残って成木になってくれますように・・。
さてさて、肝心の桜桃台木ですが品種で大きな違いが見られます。
最悪が「酸果桜桃」台の挿し木です。
残ったのは1割でしょうか。まだ明確な2次成長は見られません。
安定的に成功率の高いのが「コルト」と「暖地桜桃」台でしょう。
敢えて、青葉台は挿していませんが、
居接ぎ時に切った台穂をそのまま直挿した挿し木苗が伸び出しています。
コルト台挿し木は8~9割の発根率かと思います。

暖地桜桃台の挿し木苗も成功率は高いです。
生育も旺盛です。

初めて挿し木した「コルト・X」台も挿し木は容易です。
8割くらいの発根率でしょうか。
しっかりと2次成長が始まっています。
注目の「ダーレン」台は如何に・・。
コルトに比べますとやや発根率が低いですが
6~7割程度は発根したように思います。

2次成長も始まった挿し木苗も見られます。
挿した穂木の半分くらいを移植したいと考えています。

同じプランター内にコルトも挿していますが、
2次成長に違いが見られます。
完璧では無いですが、一応ダーレン台木の挿し木の目途が付きましたね。
5割の収率でもOKです。
::
生き残った挿し穂は2次成長が始まった挿し穂もあります。
来春の接ぎ木時期に備えるには、
この時期に露地に移植したいところです。
しかし、挿し木の養成圃場がありません。
下の畑2で何とか工面して1.5m幅、15m長の圃場を確保しました。

有機石灰を散布して耕耘しておきました。
今週の金曜日頃に移植し、土・日の雨天で落ち着かせたいところです。
たまたま、今日はモモやスモモの台木となる「富士野生桃」台の
挿し木苗を移植しましたので、その序でに耕耘してきました。
この台木も、挿し木の発根率が良くありませんでした。
かろうじて3本が残りましたので、1,2年挿し穂確保用の苗として
養成していくつもりです。

1本でも生き残って成木になってくれますように・・。
さてさて、肝心の桜桃台木ですが品種で大きな違いが見られます。
最悪が「酸果桜桃」台の挿し木です。

残ったのは1割でしょうか。まだ明確な2次成長は見られません。
安定的に成功率の高いのが「コルト」と「暖地桜桃」台でしょう。
敢えて、青葉台は挿していませんが、
居接ぎ時に切った台穂をそのまま直挿した挿し木苗が伸び出しています。
コルト台挿し木は8~9割の発根率かと思います。

暖地桜桃台の挿し木苗も成功率は高いです。
生育も旺盛です。

初めて挿し木した「コルト・X」台も挿し木は容易です。
8割くらいの発根率でしょうか。

しっかりと2次成長が始まっています。
注目の「ダーレン」台は如何に・・。
コルトに比べますとやや発根率が低いですが
6~7割程度は発根したように思います。

2次成長も始まった挿し木苗も見られます。
挿した穂木の半分くらいを移植したいと考えています。

同じプランター内にコルトも挿していますが、
2次成長に違いが見られます。

完璧では無いですが、一応ダーレン台木の挿し木の目途が付きましたね。
5割の収率でもOKです。
::
2014-02-24 14:35 |
カテゴリ:桜桃台木
このところ穏やかな日が続いています。
気温も暖かい日が多くなるとの予報が出ています。
そんな陽気に誘われまして・・
昨日は、桜桃台木の挿し木用土を調整して、
10号ポット(8個)とプランター(4個)に用土を入れて用意していました。
灌水して、用土を落ち着かせ挿し木時に備えました。
昨年は下の畑1に挿し床マルチを作って大量に挿し木していましたが、
台木の種類によっては挿し床用土の工夫が必要らしいことが分かってきました。
軌道に乗っている台木品種は数的に必要性が低くなってきました。
今年の課題は、
矮性特性に注目のダーレン台を如何に発根させるか・・と言うことです。
上手く発根させた方の弁では、軽い用土(空気層を含んだ)が良さそうで、
赤玉+鹿沼+ココチップ等を混ぜているようです。
そこで、プランターの土(25L)+鹿沼土(14L)+赤玉小(14L)+
赤玉中(14L)+パーライト(1/2袋)+ココチップ(バケツ2杯)をブレンドしたのが、
画像上のポリ容器の挿し木用土です。

ちなみに、この容器に2杯分の用土を作って、用意した10号ポットとプランターで
使い切りました。

ポットやプランターに用土を入れて、灌水し用土を落ち着かせました。
今日は、朝一で下の畑1に土中保存していた穂木を掘り出してきました。

家に持ち帰り、ビールケースに並べてみました。
見た感じでは土中保存でも問題は無さそうです。
ダーレン台以外に、コルト-X・コルト・暖地桜桃の穂木も保存していました。
ダーレン台用のスペシャルブレンドですが、
他の台木でも使えるでしょうと・・そのままこの用土に挿しました。

敢えてマルチも掛けません。
この台木も矮性台のようですが、初挿し木になります。

ダーレン台はポットやプランターに沢山挿しました。

系統維持的な挿し木ですがコルトも挿してみました。

ダーレンはポット2個、プランター2個に挿しています。
穂木の太さも多様ですが発根特性を見極めたいので、
色々挿し木しています。

侮れないのが酸果桜桃や暖地桜桃です。
今回も酸果桜桃の挿し木を試みたいところでしたが、
良い穂木を確保出来ずに見送りました。
中国実桜のみ挿し木しました。
せめて半分位が発根・成長となってくれますと、
大成功なんですが・・。
お楽しみは細く、長く・・です。
::
気温も暖かい日が多くなるとの予報が出ています。
そんな陽気に誘われまして・・
昨日は、桜桃台木の挿し木用土を調整して、
10号ポット(8個)とプランター(4個)に用土を入れて用意していました。
灌水して、用土を落ち着かせ挿し木時に備えました。
昨年は下の畑1に挿し床マルチを作って大量に挿し木していましたが、
台木の種類によっては挿し床用土の工夫が必要らしいことが分かってきました。
軌道に乗っている台木品種は数的に必要性が低くなってきました。
今年の課題は、
矮性特性に注目のダーレン台を如何に発根させるか・・と言うことです。
上手く発根させた方の弁では、軽い用土(空気層を含んだ)が良さそうで、
赤玉+鹿沼+ココチップ等を混ぜているようです。
そこで、プランターの土(25L)+鹿沼土(14L)+赤玉小(14L)+
赤玉中(14L)+パーライト(1/2袋)+ココチップ(バケツ2杯)をブレンドしたのが、
画像上のポリ容器の挿し木用土です。

ちなみに、この容器に2杯分の用土を作って、用意した10号ポットとプランターで
使い切りました。

ポットやプランターに用土を入れて、灌水し用土を落ち着かせました。
今日は、朝一で下の畑1に土中保存していた穂木を掘り出してきました。

家に持ち帰り、ビールケースに並べてみました。
見た感じでは土中保存でも問題は無さそうです。

ダーレン台以外に、コルト-X・コルト・暖地桜桃の穂木も保存していました。
ダーレン台用のスペシャルブレンドですが、
他の台木でも使えるでしょうと・・そのままこの用土に挿しました。

敢えてマルチも掛けません。
この台木も矮性台のようですが、初挿し木になります。

ダーレン台はポットやプランターに沢山挿しました。

系統維持的な挿し木ですがコルトも挿してみました。

ダーレンはポット2個、プランター2個に挿しています。
穂木の太さも多様ですが発根特性を見極めたいので、
色々挿し木しています。

侮れないのが酸果桜桃や暖地桜桃です。
今回も酸果桜桃の挿し木を試みたいところでしたが、
良い穂木を確保出来ずに見送りました。
中国実桜のみ挿し木しました。

せめて半分位が発根・成長となってくれますと、
大成功なんですが・・。
お楽しみは細く、長く・・です。
::
2013-12-20 17:19 |
カテゴリ:桜桃台木
各種桜桃台木の新梢を来春の挿し木用に採穂しました。
下の畑1で養成していたコルト台に接ぎ木したダーレンや
コルト-Xなどの挿し木用穂木採取です。
採穂出来そうなダーレンを見回しますと結構な量が確保出来そうです。
先ずは、コルト台に居接ぎしたダーレンの穂木です。
太さや長さもまずまずでした。
気根部の発根促進は20cmほど残して、
そのまま春先の居接ぎに使う予定です。

今春挿し木した苗からも採穂して、
苗はそのまま春先の台木として活かします。

購入ダーレン株や挿し苗も新梢を伸ばしていましたので、
採穂します。

これらの苗は台木としても流用可能株です。
採取したダーレン穂木ですが、
十分な数が確保出来ました。
鉛筆より細い枝と太い枝を区分けしています。

採穂後のダーレン接ぎ木の残り枝は、
台木として来春の居接ぎに使います。
5,6月頃には新苗が分離出来るでしょう。
ダーレンと同様にコルト台に居接ぎした「コルト-X」も、
枝の太さは鉛筆程度ですが挿し穂として問題ないでしょう。

新梢を採取した元株はそのまま残し、
来期も新梢を採取出来ればと・・。

既に、桜桃台木の一部は下の畑2の圃場に移植していますが、
残り挿し木苗も少なくありません。
青葉台挿し木苗はたっぷりと残っています。

暖地桜桃台も結構な数が残っています。
ここから少々穂木を確保しました。
まだ紅葉した葉が沢山残るコルト挿し木苗です。
コルトも少々採穂しました。
25~30cm程度に切りそろえた挿し穂です。
挿し木の難易度が高いダーレン穂木は多めに確保しました。

土中保存は何度か失敗していますが、
同系統の樹種ごとに分けていまして、
来春の接ぎ木や挿し木時期までアンタッチャブルに徹します。
何だかんだと言いましても、
穂木保存を失敗しても何とかなるように保険苗を残しているのが、
最大のポイントでしょう。
::
下の畑1で養成していたコルト台に接ぎ木したダーレンや
コルト-Xなどの挿し木用穂木採取です。
採穂出来そうなダーレンを見回しますと結構な量が確保出来そうです。
先ずは、コルト台に居接ぎしたダーレンの穂木です。
太さや長さもまずまずでした。
気根部の発根促進は20cmほど残して、
そのまま春先の居接ぎに使う予定です。

今春挿し木した苗からも採穂して、
苗はそのまま春先の台木として活かします。

購入ダーレン株や挿し苗も新梢を伸ばしていましたので、
採穂します。

これらの苗は台木としても流用可能株です。
採取したダーレン穂木ですが、
十分な数が確保出来ました。
鉛筆より細い枝と太い枝を区分けしています。

採穂後のダーレン接ぎ木の残り枝は、
台木として来春の居接ぎに使います。

5,6月頃には新苗が分離出来るでしょう。
ダーレンと同様にコルト台に居接ぎした「コルト-X」も、
枝の太さは鉛筆程度ですが挿し穂として問題ないでしょう。

新梢を採取した元株はそのまま残し、
来期も新梢を採取出来ればと・・。

既に、桜桃台木の一部は下の畑2の圃場に移植していますが、
残り挿し木苗も少なくありません。
青葉台挿し木苗はたっぷりと残っています。

暖地桜桃台も結構な数が残っています。
ここから少々穂木を確保しました。

まだ紅葉した葉が沢山残るコルト挿し木苗です。
コルトも少々採穂しました。

25~30cm程度に切りそろえた挿し穂です。
挿し木の難易度が高いダーレン穂木は多めに確保しました。

土中保存は何度か失敗していますが、
同系統の樹種ごとに分けていまして、
来春の接ぎ木や挿し木時期までアンタッチャブルに徹します。

何だかんだと言いましても、
穂木保存を失敗しても何とかなるように保険苗を残しているのが、
最大のポイントでしょう。

::

にほんブログ村